イソ 個展「変化不変」御礼

2026.2.20(金) – 2.22(日)
イソ 個展「変化不変」
https://iris–gallery.com/exhibition/918/


イソによる個展「変化不変」は、無事に会期を終えました。
ご来場くださった皆さま、誠にありがとうございました。
岐阜県在住の写真家・イソは、ISO感度1638400という極端な設定を用いながら、ノイズや揺らぎを否定せず、むしろ表現の核として取り込む独自のアプローチで制作を続けています。
本展では、極限的な高感度で撮影された作品と、より低感度で撮影された作品とをあえて同一空間に配置する構成がとられました。
描写の差異そのものを見せるのではなく、その振れ幅の中にあっても揺らがない作家の眼差しが際立つ展示となりました。
また、スマートフォンで撮影された作品も多く含まれていましたが、クオリティの高さは機材の違いを意識させません。ノイズの量や像の粗密を超えて、画面に漂う緊張感や距離感には一貫した美意識が宿っているように感じました。
会場構成もまた、本展の大きな魅力でした。
壁面に無造作に並ぶ作品と、あえて床に置かれた作品とのバランスが心地よく、ギャラリー空間全体が一つのインスタレーションのように機能していました。
会期中、会場には常に来場者の姿があり、多くの方がゆっくりと時間を過ごされていました。リピーターの方も多く、展示は終始、あたたかく、開かれた空気に包まれていました。
特に印象的だったのは、イソさん自身が来場者一人ひとりに声をかけ、初対面の方とはスマートフォンでツーショットを撮影し、その場でSNSを通じてつながる姿です。
人と人との関係性も自然に生まれる展示となっていました。


また、スマホケースに収まるサイズの作品を展開した物販も好評で、写真がより身近な存在として生活に溶け込んでいく提案でもあったように感じます。
会場のBGMにはBROCANTEの3rd Album『反芻』が使用され、展示空間と静かに呼応する音が流れていました。音と写真が重なり合うことで、鑑賞体験はより立体的なものとなっていたのではないでしょうか。
IRIS GALLERYとして本展は、写真における明瞭さや再現性だけでは捉えきれない表現と向き合う機会となりました。
偶然性や不確かさを内包した像の中に、変わり得るものと、変わらずに在り続けるものの関係を見つめる時間が生まれていたように思います。


改めまして、ご来場くださった皆さま、
そして力強い展示を実現してくださったイソさんに、心より感謝申し上げます。
IRIS GALLERYではこれからも、写真の豊かさに目を向けながら、多様な表現の在り方を探求してまいります。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
投稿:渚・山中
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なお、当ギャラリーにて個展をご開催いただいた
写真家・ISO1638400(イソ)さんが、
岐阜・中津川にて新たな個展を開催されます。
また、本展はイソさんのお誕生日(3月26日)の翌日からの開催となります。
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【ISO1638400個展 in 中津川】
■会場
ギャラリー詩と美術館
(岐阜県中津川市手賀野41-3)
TEL:0573-65-3722
■会期
2026年3月27日(金)〜3月29日(日)
11:00〜17:00
※全日在廊予定
■入場料
1,000円
■法人スポンサー募集中
詳細はイソさんのSNSのDMよりお問い合わせください
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お近くの方はぜひ足をお運びください。
