展示案内

2025.06.10(火) - 06.15(日)

吉尾大輔 個展『深緑 -NOTO ISIKAWA- 』

吉尾 大輔

昨年開催された能登半島地震チャリティー展『shinryoku -NOTO-』をもとに、写真家・吉尾大輔が再び石川県の自然に向き合った新作写真展『深緑』を開催します。

地震による傷跡が今なお残る能登半島ですが、自然は静かに、確実に再生への歩みを進めています。本展では、その過程で見られる深く鮮やかな緑をテーマとし、豊かな生命力に満ちた石川の自然の姿をとらえました。

吉尾の視線は、緑の濃淡が織りなす静かな風景や、生命力あふれる植物たちの姿を、繊細に、そして鮮烈に切り取っています。作品のほとんどが緑色に染まった独特な世界観のなかで、能登・石川という土地の美しさ、儚さ、そして再生への希望が鑑賞者の心に深く響きます。

金沢生まれの吉尾が、自らの原点ともいえる土地の魅力を改めて問い直しながら描き出した『深緑』。本展の売上の一部は、能登半島地震の復興支援に寄付されます。深緑の世界に浸りながら、静かに息づく石川の自然の美しさに、ぜひ触れてみてください。

会期
2025年6月10日(火) ~ 6月15日(日)
12:00 - 19:00 (最終日は17:00まで)
入場料
無料

展示者紹介

y吉尾 大輔

吉尾大輔daisuke yoshio

写真家

1974.2.20 石川県金沢市生まれ。

1995年、東京ビジュアルアーツ写真学科を卒業。同年より約3年、アシスタントとして様々な現場で経験を積む。

1998年、カナダへ留学。語学を学ぶかたわら、エドモンド市の活動を写真で記録するほか、自身の作品を多数制作。

2000年に帰国し、クリアライトに入社。豊富な経験を活かし、教育機関、企業、ショップなど様々な分野の雑誌、広告、WEBサイトの写真制作に携わる。

2000年の富士フォトサロン新人賞において、カナダ滞在中にイギリス青年との旅をつづった『image about trip』で奨励賞を受賞している。

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