展示スケジュール

2026.02.01(日) - 02.14(土)

マイリーン・キト 個展「In Brevity of Bloom」Mylene Quito solo exhibition

マイリーン・キト

マイリーン・キトは、フィリピン・マニラ出身の現代抽象画家です。
3人の子どもの母であり、起業家としての顔も持っています。
両親の別居をきっかけに8歳で絵を描き始め、母が海外へ働きに出る際に残した「絵を描き続けなさい」という言葉を原点として、制作を続けてきました。
大胆な色彩と点描的な表現を特徴とし、自然や母性、女性が自らの人生を主体的に生きる力をテーマに、個人的な記憶や感情を抽象的な花のモチーフへと昇華させています。
本展 「In Brevity of Bloom」 では、花が一瞬だけ咲き、やがて散っていくその姿を通して、美と人生のはかなさを見つめ直します。
カラー、バラ、チューリップ、ポピー、ひまわりといった花々は、人には語られない個人的な苦しみが、時間を経て意味を変え、美しく変化していく過程を象徴しています。色彩は悲しみに沈むのではなく、観る者を新たな気づきへと導きます。
また、日本の穏やかな風景や桜から着想を得た本展の作品群には、「もののあわれ」──無常の中に宿る切な美への想いが重ねられています。
花の重なりや有機的なリズムによって構成された画面は、記憶と感情、そして時間の流れを映し出します。
咲き、そして散る。その一瞬に宿る輝きを通して、人生を慈しむ心に触れる展示会です。
展示作品はすべて一点ものとして制作されており、会期中に販売いたします。詳細は会場にてご案内いたします。

※当ギャラリーは原則として写真作品のみを展示対象としておりますが、本展示では作家の想いを受け、特別に絵画作品のみで構成しています。

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2026.02.20(金) - 02.22(日)

イソ 個展「変化不変」ISO solo photo exhibition

イソ

イソは、岐阜県在住の写真家です。
イソの作品は、ISO感度1638400という極端な設定を用いながら、ノイズや揺らぎを否定せず、むしろ表現の核として取り込んでいる点に特徴があります。
本展では、その極限的な条件で撮影された作品と、より低感度で撮影された作品とをあえて同一空間に配置することで、描写の差異そのものではなく、作家の眼差しの一貫性が際立つ構成となっています。

ノイズの多寡によって像は大きく変化しますが、被写体との距離感や画面に漂う緊張感、美意識の方向性には揺らぎがありません。表現の振れ幅を通して浮かび上がるのは、写真における「変わり得るもの」と「変わらずに在り続けるもの」の関係です。
IRIS GALLERYとしては、本展を、写真の明瞭さや再現性といった一側面だけでは捉えきれない表現に触れる機会としてご紹介しています。偶然性や不確かさを内包した像と向き合う時間が、それぞれの鑑賞の中で、思考や感覚の広がりへとつながっていくようであれば幸いです。

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